【英検5級合格】小4のあきらめない心
昨日、小4長女が通う英語教室の先生から連絡があった。
『長女さん、合格しました!おめでとうございます!頑張りましたね』
この嬉しい報告を受けたのは、まだ私が職場にいた時間。
小躍りでもして喜びたいのをグッと堪えた笑
長女が初めて英検に挑んだのは小2の冬。
これは記念受験というか、マークシート形式や受験の雰囲気を経験するために受けてみた。その程度だった。
普段のレッスンではアクティビティを交えながら英会話を中心に学んでいるので、英検で出題されるような文法やリスニングの問題がわかるはずもなかった。
当然不合格。次回は合格を目指し、一年後に受験することにした。
英検対策講座も受け、テキストも買った。
さらに長女のやる気を引き出すために、母も一緒に受験することに!!
だが、一緒に勉強する時間はなかなか取れなかったのだ。その年の秋から吹奏楽部に入部し、学校の宿題にすら嫌々取り組む状態で、英検に向かう気力が残っていなかったのだろう。
たまにテキストを開いてもほとんど頭に入っていなかった。
実家に来ていた叔母(英語教員免許あり)の力も借りたが、ほとんど効果がなかった。
前回よりも点数は伸びていたが、結果は不合格。 (母はほぼ満点で合格し先生に褒められた笑)
当然といえば当然の結果だが、本人はくやしくてたまらなかったようで、涙を浮かべて『英語をやめる』とまで言った。
我が子の心の弱さを目の当たりにし、ショックだった。
だが、この子を強く育てるのは今はチャンス。そして母への試練の時だと思った。
・試験の結果は、どれだけ勉強したかが反映される。
・真剣に取り組んでいないのに、悔しがるのはおかいしのではないか。
・この結果をしっかりと受け止め、今後に活かして欲しい。
・母はあなたを信じているし、応援している。
じっくり話すうちに、長女に母の思いが届いた。
『英語やめるなんて、もう言わない。次こそちゃんと準備して合格したい。ママ、また勉強教えてくれる?』
さあ、3度目の正直。
新しいテキストを買って熱心に取り組んでいた夏休み。
試験の一か月前は学校や町内の行事で去年よりも忙しい日が続いた。
時には弱音をはいていたが、着実に力がついている自分に気づき、勉強が楽しくなっていった様子。自ら机に向かう姿が頼もしかった。
今回の受験に向けて長女が頑張ったことは、
- 単語を書く・読むで覚える
- スケジュール形式のテキストで少しずつ勉強する
- 過去問に取り組み、問題の傾向を知る
やはり特別な方法でなく、正攻法が一番だと感じた。
過去問に取り組む中で手ごたえを感じた長女は言った。
『合格できそうな気がする。もし今回ダメでも、またすぐ受験するよ。英語の勉強が楽しくなったもん。合格するまであきらめないよ!』
その言葉を聞けただけで母は嬉しかった。
一緒に頑張ってよかった。
これからも、様々な場面で挫折し、悔しかったり、悲しかったり、落ち込むことがたくさんあるだろう。
あきらめずに合格を勝ち取った経験は、長女の大きな成長の糧となり、困難に立ち向かう強い心になっていく。
母は信じているよ。
本当に本当におめでとう!